カードローンは「銀行系」と「ノンバンク系」の2つに大別できます。

消費者金融系カードローンは「ノンバンク系」の代表的な存在です。

「ノンバンク系」では、他に「信販系カードローン」もあり一括りにされることも多いですが、特徴が多少異なるので、違いをしっかり理解しておきましょう。

消費者金融系カードローン審査の6つの特徴

今回ご紹介する「消費者金融系カードローン審査の特徴」は以下の6つです。

  1. カードローンの中で審査が「1番厳しくない」
  2. 審査スピードが速い
  3. 「年収を証明する書類」が必要
  4. 他社借り入れ件数が多いと通りにくい
  5. 専業主婦の借り入れは難しい
  6.  年金以外の収入が必要

ここには消費者金融系カードローン審査のメリットのみならず、デメリットも含まれますので、しっかりチェックしてくださいね。

1.新しく借入れる人に前向きに審査をしている

消費者金融系のカードローンは、借入れが初めての人であっても前向きに審査をしてくれます。

一例として「平成27年3月期」の「新規成約率」を見てみましょう。

  • アイフル:約45%
  • プロミス:約40%

いずれも審査通過率(新規成約率)は40%台ですから、申し込み者2人のうち1人は審査を通らない計算です。

「改正貸金業法」によって、返済できるかギリギリの人にも貸し出すというような「無茶な貸し方」はできなくなっていますので、これが精一杯なのでしょう。

「充分厳しい審査じゃないか?」「これでも審査が1番厳しくないのか?」と感じた方も少なくないかもしれませんが、銀行系カードローンの審査通過率(新規成約率)はもっと低いようです。

銀行系カードローンの新規成約率は公表されていないようですが、20〜30%程度、信販系カードローンはこれよりももう少し高い程度と言われています。

銀行系カードローンの審査が厳しい理由は、はじめにご説明した、消費者金融業者が「銀行カードローンの保証会社になっている」ということと深く関係しているのです。

保証会社は、保証元に何かトラブルが起きたとき、それを肩代わりする存在です。つまり銀行系カードローン利用者が返済できなくなった時は、保証会社である「消費者金融業者」が、後の処理をおこなわなくてはなりません。

銀行系カードローンの事実上の審査は、保証会社である「消費者金融業者」がおこなっていますので、消費者金融業者としては、審査も自然と厳しくなっているのです。

「消費者金融系カードローン」は、現状で審査が1番厳しくないということがよくお分かり頂けたかと思います。

(参考資料:「SMBCコンシューマーファイナンス月次営業指標」「アイフル株式会社2016年3月期第1四半期決算参考資料」)

2,審査スピードが速い

お金を借りなくてはいけない状況の中には「審査に時間をかけたくない」という切羽詰まったケースがありますよね。

そうしたときには、もちろん「審査のスピード」が重視されます。

スピードという点で見たときは「消費者金融系カードローン会社が強い」と言えます。ここでは最短の審査スピードで比べてみましょう。

【消費者金融カードローン】

アイフル 最短30分
SMBCモビット 10秒簡易審査
プロミス 最短30分
アコム 最短30分

【銀行カードローン】

イオン銀行カードローン 原則即日
楽天銀行カードローン 最短即日

【信販系カードローン】

セゾン VIPローンカード 最短30分
オリコ カードローン CREST 最短25分
セディナカードローン 即日振り込み可(11:00受付分)
ライフ カードローン スピード振り込み可(平日0:00〜10:00までのお申込み)

消費者金融系カードローンの大手が軒並み「審査・最短30分以下」を打ち出しているのに対して、銀行系カードローンや信販系カードローンはそれぞれで審査時間にばらつきがあることが分かります。

例えば銀行系カードローンも、昔のイメージと比べて審査スピードが上がってきているように見えますが、総合的に判断すれば「消費者金融系カードローン会社の審査が速い」と言えますね。

審査時間を最重視するなら「消費者金融系カードローン会社を選ぶべき」と言えるでしょう。

3.「年収を証明する書類」が必要

カードローン審査を比較するときの要素になるのが「収入証明書類の提出が必要か?」ということです。

ちなみに「収入証明書類」とは次のような書類を指します。

  • 源泉徴収票
  • 住民税課税証明
  • 住民税決定通知
  • 市民税もしくは県民税額決定通知
  • 納税証明書や課税証明
  • 所得証明
  • 確定申告

収入証明書(所得証明書)はどこで発行・入手できる?【カードローン申込者向け】

提出はこの中から1〜2枚でOKですが、もちろん数年前のものではなく数ヶ月以内など「直近の書類」が必要です。場合によっては役所に出向いて取り寄せなければならないので、すぐに審査を受けたい場合には大きなネック。

このように、別に収入を隠す気が無くても、収入証明書類を用意することは少々面倒と言えるでしょう。

その点で言えば「消費者金融系カードローンは不利」です。

プロミス、アコム、アイフルなど大手消費者金融系カードローン会社は「50万円を超える申し込み」でもれなく収入証明書類の提出が必須となります。

4 他社借り入れ額や件数が多いと通りにくい

他社借り入れ額や借り入れ件数が多い場合、消費者金融系カードローン会社の審査では「通りにくい」と考えましょう。

借り入れ額については、やはり「総量規制」が関係してきます。

あなたの年収の1/3近い借り入れをしている場合、例え各社の利用上限額に余裕があっても、審査には通りにくくなるのです。

借り入れ件数については、借り入れがすでに3社に達していると「借り入れ件数が多い」と判断されるはずです。

これは「信販系カードローン会社」とは大きく異なる点と言えるでしょう。信販系カードローン会社では、すでに5社以上の借り入れがある場合でも審査に通ることがあるようです。

もちろん、複数の借り入れをまとめることで返済を計画的・効率的に行うことが期待できる「おまとめローン」の申込ならば、その限りではありません。

「おまとめローン」の場合、借り入れ件数が多かったり、すでに年収の1/3を超える借り入れをしていたり、などの場合も申し込み可能なケースが多いようです。

5,専業主婦の借り入れは難しい

消費者金融系に限らず、カードローンの審査では「専業主婦の借り入れ」が難しいことで知られています。

そもそもカードローン審査では「個人の信用」が、大きな基準になります。そのため「申込者が仕事と収入を持っていること」がほぼ必須条件となっているのです。

総量規制でも「年収の1/3までしかお金を貸してはいけません」と定められていますが、これは裏を返すと「申込者に収入があること」を前提としています。

つまり、総量規制の対象である消費者金融系や信販系のカードローンでは、専業主婦は利用対象外になっていると考えられます。

実際に、SMBCモビット、アコム、アイフル、プロミスなど大手消費者金融系カードローン会社では「専業主婦の借り入れは不可」としています。

専業主婦の方でカードローンを利用したい場合には「一部の銀行系カードローンを利用するしかない」のが現状といえるでしょう。

(ただし、配偶者に安定した収入があり、なおかつその同意が得られる場合、などの条件が付きます)

6, 年金以外の収入が必要

カードローンの審査が難しいのは「専業主婦」だけではありません。

カードローンを利用したい方の中には「年金生活をする高齢者の方」もいらっしゃると思いますが「年金収入のみ」の方は難しいと言えるでしょう。

消費者金融系カードローン各社の「利用対象年齢」は、最高で65歳から69歳程度までに設定されています。

消費者金融系カードローンのほうが、銀行系カードローンよりも対象年齢の幅が広い傾向にあるようです。それならば「年金収入のみ」でも審査が可能な気もしますよね。

実は、この点については、消費者金融系カードローン各社のホームページに明確な記載はありません。しかしネット上の情報から総合的に判断する限り、SMBCモビット、アコム、アイフルなど消費者金融大手は全て不可のようです。

先ほども申しましたように、カードローン審査では「申込者が仕事と収入を持っていること」がほぼ必須の条件となっていますので、借り入れることは難しいでしょう。

消費者金融系カードローンの審査について、その特徴がお分かり頂けたかと思います。

他社借り入れ件数が多い場合には「信販系カードローン」、収入証明書類を提出せずに50万円以上借り入れたい場合や、専業主婦の方が利用する場合には「銀行カードローン」が有利でした。

しかし「消費者金融系カードローン」には銀行カードローンほど審査が厳しくなく、審査スピードも各社共に速いというメリットがあるので、この点に魅力を感じた方は審査の申し込みを検討して下さいね!

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