「派遣バイトで毎回職場が変わるから電話に対応できないかも…」
派遣で働いている方にとってカードローンの審査でネックになるのが”職場にかかってくる在籍確認の電話”ですよね。
すでに申し込みの時点で「勤務先は派遣元と派遣先、どっちを記入すればいいの?」と迷っている方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方のために当ページでは「派遣で働く人が職場へかかってくる在籍確認の電話を切り抜ける方法」を詳しく解説。
- 勤務先は派遣元・派遣先のどちらを申告すればいいかわからない…
- 在籍確認の電話はどのタイミングでかかってくるの?
- 職場が私用の電話禁止だから申し込めないかも…
- 電話に本人が対応できなくてもカードローン審査に通過できる?
など、派遣で働いている方が在籍確認の電話について抱いている不安・ギモンを徹底的に解消していきます。
※後述していますが、カードローンに会社によっては「職場への電話なし」で在籍確認をすませてくれるところもあります。
そもそも在籍確認の電話をカットできれば、電話絡みの悩みを全て解決です。
この記事の目次
派遣で働いている方の在籍確認の突破方法
カードローンに申し込むと「申告された勤務先できちんと働いているか」をチェックするために在籍確認が必須。
在籍確認の方法は”申し込み者が働いている職場に直接電話をかける”の場合がほとんどです。
ここでは以下の4つのポイントから、在籍確認の電話をスムーズにクリアする方法を解説していきます。
- 申し込み時の勤務先情報は「派遣元・派遣先」のどちらで登録するかを確認する
- 「在籍確認の電話があること」を勤務先にあらかじめ伝えておく
- 在籍確認の電話は「申し込み後」にかかってくるのが基本
- 本人が不在でも「申告された勤務先への在籍(登録)」が確認できればOK
申告する勤務先が「派遣元・派遣先」のどちらかを確認
派遣で働いている方は「A派遣会社に所属していて、B株式会社に勤務している」と2つの勤務先があるのがネック。
在籍確認の電話をスムーズに突破するには
- 派遣元(スタッフとして登録している会社)
- 派遣先(実際に働いている会社)
のどちらにかかってくるのか、あらかじめカードローン会社に電話して確認しておくことが重要です。
以下の表では有名カードローンが在籍確認の電話をかける先をまとめているので、申し込み前に参考にしてみてください。
カードローン | 電話がかかってくる場所 |
---|---|
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派遣元 |
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どちらでも可 (申し込み者が希望する方) |
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派遣先 |
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どちらでも可 (在籍確認が取りやすい方) |
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派遣元 |
迷ったら”派遣元(スタッフ登録している会社)”で登録しておく
以下のようなケースは”派遣元(スタッフとして登録している会社)“で登録しておくのがベターです。
- 申告する勤務先に指定がない(どちらでもOK)場合
- 短期間のうちに職場がコロコロ変わる場合
特に「6ヶ月以上同じ職場・現場で働くことがほとんどない」というような派遣アルバイトの人は派遣元を申告するのをおすすめします。
勤務先に「在籍確認の電話がある」とあらかじめ伝えておく
あらかじめ「在籍確認の電話がかかってくると思います」と伝えておくとスムーズに審査を進められます。
派遣元/派遣先のどちらにかかってくる場合でも、派遣社員として働いているスタッフが多いと名前を把握しきれていないこともあるので要注意。
「○○さんはいらっしゃいますか?」と聞かれたときに「そのような者はおりません」と対応されてしまうと、審査落ちの原因になりかねません。
職場バレを防ぐ言い訳は「クレジットカードの在籍確認」もアリ
「職場バレがイヤだから事前に勤務先へ申し出るのは不安…」という方は「クレジットカードの在籍確認」と言い訳をするのもアリです。
職場へかかってくる在籍確認の電話はカードローンの審査だけにあるものではなく、クレジットカードの申し込みでもあります。
カードローンの場合はオペレーターが”個人名”を名乗るのに対して、クレジットカードだと”カード会社名”を名乗る場合もありますが、電話に対応した人がよほど用心深くない限り、職場バレに繋がる可能性は低いでしょう。
それでも不安という方は、
- 「自分宛に電話があるかも」とあらかじめ職場の人に言っておく
- 担当者に在籍確認の電話の希望日時を伝える
といった対策をするといいかもしれません。
職場への電話はかかってくるタイミングは「申し込み後」が基本
在籍確認の電話がかかってくるタイミングは申し込み後にかかってくることがほとんど。
- 申し込み
- 職場への在籍確認の電話
- 必要書類の提出
- 審査・審査結果の通知
- 契約手続き・借入れ
カードローン会社によっては必要書類の提出後の場合もあるので、申し込み前に審査の流れを確認しておくと審査がスムーズです。
また職場へ電話をかける時は「カードローン名(社名)」を名乗ることはありません。
- 消費者金融カードローン→「担当者の個人名」
- 銀行カードローン→「銀行名」または「担当者の個人名」
とはいえ、「個人名で電話がかかってくると怪しまれるかも…」と不安に思う方もいらっしゃるでしょう。
要件を聞かれたとしても「カードローンで借入れしようとしていること」を本人以外の第三者にはゼッタイに話さないので職場バレの心配はありません。
要望がある場合は申し込み後にカードローン会社へ電話しておく
「担当者の性別を指定したい」など、要望や相談がある場合は申し込み後にカードローン会社へ電話しておきましょう。
電話がかかってくる時間帯については「午前中なら対応できる」など大ざっぱな指定であれば考慮してもらえる可能性が高いです。
ただし「ウソの要件を話してほしい」「偽の会社名を名乗ってほしい」といった希望には応えられないので注意してください。
「勤務先への在籍」が確認できれば本人が不在でもOK
在籍確認の電話は派遣元/派遣先にかかわらず、「申告された勤務先に在籍している(登録している)こと」を確認できれば3分もかからずに終了します。
「派遣先」に在籍確認の電話がかかってくる場合
実際に自分が働いている職場に電話がかかってくる場合、「本人が対応するか・しないか」で内容が変わります。
■ 派遣先にかかってきた電話を本人が対応した場合
カードローン会社「もしもし。私、山田と申しますが○○様はいらっしゃいますでしょうか。」
本人「はい。私が○○ですが。」
カードローン会社「(フルネーム)様でお間違いないでしょうか。」
本人「はい。そうです。」
カードローン会社「個人名で大変失礼いたしました。私、○○カードローンの担当山田と申します。在籍確認のためのお電話でございました。ありがとうございました。」
本人「わかりました。よろしくお願いします。」
不在などで本人が対応できなくても、「ただいま席を外しております」「本日はお休みをいただいております」など勤務先で働いていることが確認できればOKです。
■ 派遣先にかかってきた電話を本人以外が対応した場合
カードローン会社「もしもし。私、山田と申しますが○○様はいらっしゃいますでしょうか。」
派遣先の社員「大変申し訳ございません。○○はただいま席を外しております。どのようなご用件でしょうか。」
カードローン会社「それでは、時間を改めて折返しお電話いたします。ありがとうございました。」
※「折返しお電話いたします」と答えた場合でも、再び職場に電話がかかってくることはありません。在籍確認の電話はこれで終了します。
「派遣元」に在籍確認の電話がかかってくる場合
派遣元にかかってくる場合は、本人が在籍確認の電話に対応する必要はありません。
■ 派遣元に電話がかかってきた場合
カードローン会社「もしもし。私、山田と申しますが○○様はいらっしゃいますでしょうか。」
派遣元の社員「本日、○○は派遣先の会社へ出勤しております。どのようなご用件でしょうか。」
カードローン会社「急ぎの用事なので直接携帯にかけてみます。ありがとうございました。」
※「携帯にかけてみます」と答えた場合でも、携帯へ連絡が来ることはありません。在籍確認の電話はこれで終了します。
「在籍しております」「派遣先へ出勤しております」など、実際に派遣元の会社にスタッフ登録していることがわかればOKです。
派遣で働いている方も職場連絡なしが可能
派遣で働いている人の中には
- 個人情報保護のため「会社に在籍しているかどうか」を答えられない
- 派遣元/派遣先の会社では「業務に関係ない私用の電話」が禁止されている
など、職場の都合で電話での在籍確認ができない場合もありますよね。
実はカードローンの在籍確認は、ゼッタイに職場への電話でなければならないというわけではありません。
ただし「職場への電話なし」で在籍確認をクリアするには以下の3つのポイントが重要です。
- 申し込み先は消費者金融カードローンを選ぶ
- 「勤め先を証明する書類」「収入証明書」を提出する
- 申し込み後にカードローン会社へ「書類提出で在籍確認したい」と電話する
職場への電話なしなら消費者金融カードローンを選ぶ
大前提として職場への電話なしで在籍確認ができるのは、基本的に消費者金融カードローンだけ。
区分 | カードローン名 | 職場への電話連絡なし |
---|---|---|
消費者金融 | ![]() |
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銀行 | ![]() |
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また消費者金融の中でも、申し込み~借入れまでネット上ですべての手続きができる「WEB完結」が使えるカードローンを選ぶのがベターです。
上記のSMBCモビット・アコム・アイフルは、”「WEB完結+書類提出」で職場への電話なしの可能性アリ。
たとえばアコムの場合、事前に相談したあと社会保険証を提出すれば、勤務先への電話がナシになる見込みがあるんですね。
【SMBCモビットの「WEB完結申し込み」なら職場バレの可能性0!】
SMBCモビットは「WEB完結申し込みならゼッタイに職場への電話なし」と公言している唯一のカードローン。
以下2つの条件を満たせば「職場にかかってくる電話」を完全にカットできます。
- 「収入証明書」「勤め先を証明する書類」の提出
- 三菱UFJ銀行・三井住友銀行・ゆうちょ銀行・みずほ銀行いずれかの銀行口座を持っている
書類の提出もスマホで写真を撮ってアップロードするだけでカンタンです。
会社がお休みでもスムーズに在籍確認できるので、土日・祝日でも最短即日で借入れOK※なのもうれしいポイント。
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
「職場バレの可能性を1%でも残したくない!」という方にもおすすめの消費者金融カードローンになっています。
「勤め先を証明する書類」「収入証明書」の提出で在籍確認OK
職場への電話以外で在籍確認をする場合は、「勤め先を証明する書類」「収入証明書」の提出が必須です。
■ 勤め先を証明する書類
- 社員証
- 健康保険証
- 給与明細
- 源泉徴収票 など
■ 収入証明書
- 給与明細書
- 源泉徴収票
- 所得証明書
- 確定申告書
- 住民税決定通知書 など
「現在どこに勤めているのか」「現在まで継続・安定した収入があるか」を書類でチェックできるので、わざわざ職場に電話をかける必要はありません。
上述の通りSMBCモビット・アコム・アイフルでは、以下の書類を提出すれば職場への電話なしで在籍確認できます。
カードローン | 社員証 | 保険証※ | 収入証明書 |
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必要 |
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必要 |
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不要 (50万円以下) |
※社会保険・共済保険のいずれか
またアイフルだけは50万円以下の申し込みに限り、収入証明書なしで審査を進めることもできます。
「どうしても収入証明書を用意できない…」という方は、アイフルへの申し込みを検討してみるのもひとつの手段です。
「職場への電話なし」で在籍確認をクリアする流れ
職場への電話なしで在籍確認をする流れは以下の通りになります。
- 申し込み
- カードローン会社へ電話する
- 必要書類の提出<職場への電話なし>
- 審査・審査結果の通知
- 契約手続き・借入れ
職場への電話なしで在籍確認を突破するためには「申し込み後にカードローン会社へ電話する」のがカギ。
「在籍確認の電話を書類提出にしてほしいのですが…」と伝えておけばOKです。
「専用URL・アプリからスマホで撮った写真をアップロード」または「自動契約機から提出」で必要書類を提出すれば、職場への電話なしで在籍確認できます。