借金を減額する方法・コツを解説

「なかなか返済が終わらなくてしんどい。本当に完済できるか不安…」

そんな時、「借金を減額する方法があったらいいのに…」と真っ先に考えますよね。

実は借金を減らす方法は2つから選べるんです!

  1. 自力で借金を減額・完済する方法
    繰り上げ返済・おまとめローン)
  2. 弁護士・法律の力を借りて借金を整理する方法
    (債務整理)

「完済できそうなのに…」と歯がゆい思いをしている方は、まずは繰り上げ返済おまとめローンを使って自力で借金を減らすのがおすすめ。

逆に「これ以上返済を続けるのはムリ!」と切羽詰っているなら、弁護士や法律の借りて債務整理するのがベターでしょう。

このページでは、みなさんの状況にピッタリな「借金を減らす解決策」を回答していきます。

特徴やメリット・デメリットも詳しく解説しているので、下記から自分の状況に合わせてチェックしてみてください。

「自分の借金はいくら減るの?」という方はまずこちらをチェック!

【借金減額シミュレーター】を使ってみる

※5つの質問に答えるだけで「借金がいくら減るか」がわかります。

(関連記事:借金減額シミュレーターの評判は?怪しい?口コミを調べて分かった7つの真実…

自力で借金を減らす方法2つ【返済額を減らすコツをチェック!】

もうすぐ完済できそう・まずは自力で何とかしたいなら、繰り上げ返済おまとめローンの有効活用がベスト。

どちらも完済までに支払う金額を減らす方法なので、返済する余力が残っている人はまず検討するべきです。

借入れ状況や目的に合わせて、下記から最適な手段をチェックしてください。

青文字をタップ・クリックするとスクロールします)

減額方法 おすすめの人
繰り上げ返済 ・1社の残高を早く減らしたい人
自分の好きなタイミングで借金を減額したい人
・返済に充てるお金に余裕がある
② おまとめローン

・複数ローンの負担を軽くしたい人
毎月の返済額を下げてラクになりたい人
返済先/返済日を1つにまとめたい人

① 繰り上げ返済

繰り上げ返済すると返済総額が安くなる

今スグ借金を減額して早く完済したいなら、繰り上げ返済するのがおすすめ。

icon-hand-o-right 繰り上げ返済とは?

繰り上げ返済とは、毎月の返済額に1円以上の金額を上乗せして入金すること。

繰り上げ返済した分には利息がかからないので、入金した分すべてが借金の返済に充てられます。

ローン残高が減る分だけ返済期間が短縮され、完済までに払う利息を大幅カットできる=借金が減るという仕組みです。

たとえば1万円を1回繰り上げ返済するだけでも、利息が2万円以上も安くなります。

【20万円の借入れで比較】

繰り上げ返済 金利 毎月の
返済額
利息 返済期間 完済までの
支払い額
1回
(1万円✕1回)
年18.0% 9,000円 2万3,639円 26ヶ月 22万3,639円
0回 4万4,283円 28ヶ月 24万4,283円

 

→1回繰り上げ返済しただけで、およそ2万円おトク!

ボーナスなどの臨時収入時はもちろん、「毎月1,000円ずつ上乗せする」「コツコツ貯めた10万円を一気に入金する」というように自分の都合に合わせられるのもポイントです。

 

また、カードローンで繰り上げ返済をするタイミングは2つあります。

  1. 毎月の返済日に、最低返済額以上の金額を上乗せして入金する
  2. 毎月の返済日の前後に、追加で入金する

毎月の返済方法がATM入金・銀行振込みの方は、どちらのタイミングでもOK。

ただし、口座振替(自動引き落とし)で毎月返済している方は注意してください。

口座振替では毎月決まった金額(最底返済額)ずつしか支払えないので、追加入金するしかありません。

「普段は口座振替で、繰り上げ返済はATM入金」など、繰り上げ返済時だけ支払い方法を変更して対応しましょう。

繰り上げ返済には「手数料がかからない手段」を選ぼう

繰り上げ返済する時は、手数料がかからない方法を選ぶのがベスト。

せっかく利息を減らしても、余計なお金を払っていたら損をしてしまいますからね。

手数料無料で返済できる主な方法は、以下の通りです。

  • 利用しているカードローンの自社ATM
  • インターネット返済

もちろんカードローンによっては、一部の提携ATM(コンビニ/銀行)も手数料なしで使える場合もあります。

繰り上げ返済をする前に、まず各社の公式サイトで手数料の有無をチェックしておくのが賢いやり方です。

(参考:繰り上げ返済(随時返済)をすれば利息を節約できる

借入れ先が1社だけなら、「借り換え」でも借金は減額できる

毎月の返済額を上げるのはちょっと厳しいかも…という方は、借り換えが借金減額の有効手段。

今よりも低金利で利用できる別ローンで借り換えれば、毎月の返済ペースはそのままで利息を減らせます。

【30万円をアイフル→みずほ銀行に借り換え】

繰り上げ返済 金利 毎月の返済額 利息 返済期間 完済までの
支払い額
アイフル 年18.0% 11,000円 8万8,354円 36ヶ月 38万8,354円
mizuho 年14.0% 11,000円 6万2,081円 33ヶ月 36万2,081円

 

→借り換え後のほうが1万5,000円以上おトク!

借り換え先を選ぶときは低金利であるだけでなく、「今ある借金をすべて借り換えられる限度額があるか」も必ずチェックしてください。

② おまとめローン

金利の低いおまとめローンで利息を減らす

複数ローンの借金を減らしたいという方は、おまとめローンを利用するのがベスト。

icon-hand-o-right おまとめローンとは?

おまとめローンとは、お金を借りる相手を1つに絞って複数ローンをまとめること。

借入れ先を1つにまとめることで、返済日もひと月に1回だけに減らせます。

1つにまとめる金額が大きいほど低金利になり、完済までに支払う利息を大幅にカットできるのが最大のメリットです。

実際に比較してみると、複数の借入れ先にそれぞれ返済するよりも、おまとめローンを組んだほうが利息が安くなっています。

【250万円を6ヶ月借りた時の利息

① おまとめローン前(5社で50万円ずつ借りていた場合)

カードローン
(金利)
借入れ金額 6ヶ月の利息
プロミス
(年17.8%)
50万円 4万4,500円
アコム
(年18.0%)
50万円 4万5,000円
アイフル
(年18.0%)
50万円 4万5,000円
SMBCモビット
(年18.0%)
50万円 4万5,000円
レイクALSA
(年18.0%)
50万円 4万5,000円
合計 250万 22万4,500円


② おまとめローン後
(東京スター銀行で5社の借入れをまとめた場合)

カードローン 借入れ金額 6ヶ月の利息
tokyo-star
(金利12.5%)
250万円 15万6,250円

 

→おまとめローンを組むと、利息が約7万円安くなる!

 

他にもおまとめローンには下記のメリットがあります。

  • 毎月の返済額を下げて、生活の負担を軽減できる
  • 年収の3分の1(総量規制)以上の金額も1つにまとめられる
     総量規制対象外でお金を借りるための全知識【Q&A】
  • 「おまとめ専用ローン」なら他社借入が審査で影響しにくい
  • 「代理返済」で今の借入れ先に自分で返済する手間を省ける

詳しくは後述しますが、債務整理と違って”デメリットなく複数ローンを減額できる”のがポイント。

おまとめローンは、まず自力で完済を目指したい!という方の強い味方になってくれます。

弁護士・法律を頼って借金を減額する方法4つ【メリット・デメリットをチェック】

「返済を続けるのがしんどい・借金で生活できない」など窮地に立たされている方は、弁護士・法律を頼って債務整理するしかありません。

すでに返済遅れ/延滞をしていて返済再開の目処が立たない…という場合も、債務整理すればローン会社からの催促をスグに止められるとわかれば少しホッとしますね。

債務整理には4つの方法があり、それぞれ減額できる金額やメリット・デメリットが違います。

青文字をタップ・クリックするとスクロールします)

債務整理の方法 おすすめの人
① 任意整理 手間なしで誰にもバレずに借金を減額したい人
② 特定調停 弁護士を通さず、コストを安く済ませたい人
③ 個人再生 持ち家や車を残したまま、100万円以上の借金を減らしたい人
④ 自己破産 借金をゼロにしたい人

借金減額の仕組み・流れを1つ1つ解説していくので、自分に合った方法をチェックしてみてください。

(参考:債務整理の方法は4つ!借金を減らす仕組みを詳しく解説

どの方法を選んでいいのかわからない人へ…

自分で決めるのが難しいなら、役所や法律事務所でアドバイスを受けるのも1つの手。

特に国民生活センター(消費者生活センター)といった公的機関なら、借金に関する相談窓口を無料で開放しています。

相談後に債務整理をする場合は、そのまま弁護士に引き継ぎOKです。

また相談だけなら無料のところも多いので、とりあえず法律事務所に行ってみるのもおすすめします。

無料相談をしてくれる機関
  • 国民生活センター(消費生活センター)
  • 市役所・区役所・町村役場
  • 金融庁(財務局)
  • 日本司法支援センター 法テラス
  • 日本弁護士連合会・日本司法書士会連合会
  • 日本クレジットカウンセリング協会

① 任意整理

任意整理は弁護士が全て手続きしてくれる

任意整理とは、弁護士がローン会社と交渉して返済計画を見直す手続きのこと。

  • 完済までに支払う利息をカットできる
    ※返済期日に遅れた分の罰金
  • 毎月の返済額を減らせる

といった効果が見込めます。

【任意整理の流れ】
(依頼~交渉成立まで平均3~6ヶ月

  1. 法律事務所・法テラスなどで相談
  2. 弁護士へ依頼・委任契約
  3. 貸し手へ弁護士が介入したことを通知←催促がストップ
  4. 過払い金※の計算・回収
  5. 返済計画の変更/利息のカットを交渉
  6. 交渉成立・和解契約の締結
  7. 和解内容に基づいた返済開始

 

※過払い金って何?

過払い金とは、「貸金業者に対して支払いすぎていた利息」を指します。

法が改正された2010年6月17日以前に、年20.0%を超える金利でお金を借りていた人が対象です。

使っていたローンで現在適用されている金利から利息を再計算し、実際に払った利息が高ければ返してもらえます。

【例:過払い金の計算例】

① 2010年6月17日までに支払った利息:180万円

② 現在の上限金利で再計算した利息:100万円

①180万円-②100万円=80万円の利息を返還してもらえる!

借金を完済してから10年経っていなければ、過払い金は今からでも請求できます。

ここからは、任意整理のメリット・デメリットについて解説していきます。

任意整理のメリット・デメリット
メリット ・自分自身でローン会社と交渉する手間が省ける
・誰にもバレずに借金を減額できる
デメリット ・「借金が減らせるか」は借入れ状況や交渉次第
・任意整理後5年間は新しくローン・クレジットカードを契約できない

任意整理のメリット

任意整理の大きなメリットは、みなさんの手間がほとんどかからないこと。

借金の減額や返済計画の立直しなど、ローン会社との交渉はすべて弁護士が担当してくれます。

  • 借入れ件数・状況を弁護士に伝える
  • 必要な書類(身分証など)・利用中のローンカード/クレジットカードを提出する

2ステップが済んだら、あとは交渉が終わるのを待つだけでOK。

また誰にもバレずに借金を減額できるのもうれしいポイント。

弁護士には守秘義務があるので電話をかける時間帯を指定できたり、郵送物の差出人を個人名にしたり、家族にバレないように配慮してもらえます。

債務整理の中で1番手軽なので、借金を整理するなら任意整理から検討するのがベターでしょう。

任意整理のデメリット

借金がいくら減るのかは、借入れ状況/ローン会社との交渉次第なのがネック。

  • 過払い金があるのか
  • 遅延損害金・利息がいくらあるのか
  • ローン会社が交渉に応じてくれるのか

上記3点をポイントに交渉を進めていきますが、残高が少額すぎたり、返済状況が悪かったりすると不利になることもあります。

中には「利息のカットにはゼッタイできません」という会社もあるので、「借金をほとんど減らせなかった…」という状況にもなりかねません。

さらに任意整理後5年間は新しくローンを組んだり、クレジットカードを作ったりできないので計画的に利用してください。

② 特定調停

裁判所を挟んでローン会社と直接交渉

弁護士を挟まず、みなさん自身が直接ローン会社と借金減額を交渉するのが特定調停です。

うまくいけば、これから支払う利息/すでに発生している遅延損害金を全カットOKです。

【特定調停の流れ】
(申し立て~調停成立まで平均3、4ヶ月

  1. 特定調停を裁判所に申し立て←催促がストップ
  2. 調停日が裁判所から郵送で通知される
  3. 貸し手にも呼び出し状が届く
  4. 返済額・返済計画について裁判所で話し合う(通常2,3回)
  5. 調停が成立後、再設定した返済計画に基づいた支払い開始

ここからは、特定調停のメリット・デメリットについて解説していきます。

特定調停のメリット・デメリット
メリット

・かかる費用が安い
・自分のペースで、満足行くまで交渉できる

デメリット

・仕事を休んで、平日に出廷する必要がある
・交渉に相手が応じてくれるとは限らない
・特定調停後5年間は新しくローン・クレジットカードを契約できない

特定調停のメリット

特定調停は債務整理の中でも、最も低コストで借金を減額できます。

弁護士を通さず自分で交渉するため、費用は最安1,000円でOKです。

債務整理 かかる費用
特定調停 ・裁判所に払う手数料 1,000円~
任意整理 ・弁護士への着手金/報酬金 平均5~30万円
個人再生 ・弁護士への着手金/報酬金
・裁判所に払う手数料
平均40~60万円
自己破産 ・弁護士への着手金/報酬金
・裁判所に払う手数料
平均30~50万円

自分のペースで納得行くまで交渉できるのも大きなメリット。

借入れ先が複数あっても、日を分けて1社ずつじっくり話し合えます。

特定調停のデメリット

貸し手とは裁判所で話し合うため、仕事を休んで平日に出廷する必要があります。

最低でも2回以上、お休みを作る覚悟はしておきしょう。

さらに1社あたりの交渉は30分~数時間かかり、すべての手続きが終わるまで数ヶ月必要になる場合もあります。

ただそれだけ手間をかけても、ローン会社が交渉に応じてくれるとは限りません

また特定調停開始から5年間は新しくローンを組んだり、クレジットカードを作れないのもネックです。

③ 個人再生(民事再生)

個人再生すれば借金を確実に減らせる

個人再生(民事再生)とは、裁判所を通して借金を減額する手続きのこと。

5,000万円未満の借金を対象に、原則3年で完済できるように返済計画を見直していきます。

任意整理・特定調停と違い、”確実に借金を減らせる”のが特徴です。

【個人再生の流れ】
(依頼~返済開始まで平均6ヶ月

  1. 法律事務所・法テラスなどで相談
  2. 弁護士へ依頼・委任契約
  3. 貸し手へ弁護士が介入したことを通知←催促がストップ
  4. 過払い金の計算・回収
  5. 裁判所に提出する書類の準備
  6. 弁護士が裁判所へ個人再生を申し立て
  7. 裁判所で選定された個人再生委員と面接
  8. 個人再生の開始決定
  9. 弁護士が最低返済額を含む「再生計画案」を裁判所に提出
  10. 「再生計画案」に貸し手・裁判所からOKが出る
  11. 再生計画に沿った返済開始

ここからは、個人再生のメリット・デメリットについて解説していきます。

個人再生のメリット・デメリット
メリット

・借金を確実に減らせる
・自分の財産を残しておける

デメリット

・借金100万円以下だと使えない
・最低弁済額までは減らせない場合がある
・手続き開始から10年は新しくローン・クレジットカードを契約できない

個人再生のメリット

任意整理・特定調停のようにローン会社と交渉することなく必ず借金を減額できるのが、個人再生の最大のメリット。

借りている金額に応じて最低弁済額(※)が決められ、それ以上は貸し手に何を言われても返す義務がなくなります。
※最低限完済しなければいけない金額。

借金総額 最低弁済額
100万円以上500万円未満 100万円
500万円以上1,500万円未満 借金の5分の1の金額
1,500万円以上3,000万円未満 300万円
3,000万円以上5,000万円未満 借金の10分の1の金額

借入れの状況にもよりますが、個人再生が成功すれば今の残高の5分の1程度まで減ると考えておくといいでしょう。

また後述する自己破産と違い、家や車といった財産を残しておけるのもうれしいポイントです。

個人再生のデメリット

個人再生は、100万円を超える借金がある人しか使えません。

さらに条件によっては、最低弁済額まで借金を減らせない場合もあります。

  • 最低弁済額以上の財産(時計、車など)を残す人
  • 手取り給料2年分が最低弁済額を上回る人

特に、財産を残しておきたい人は要注意。

最低弁済額が100万円でも、200万円の車を所有している場合は残る借金も200万円以上になります。

また手続き開始から最長10年間は、新しくローン・クレジットカードを契約できないので注意してください。

④ 自己破産

財産を失う代わり借金を返す義務はなくなる

自己破産は借金を完全にゼロにできる唯一の手段です。

裁判所から支払い能力がないと判断されれば、ローン会社の同意なく借金が全額帳消しになります。

【自己破産の流れ】
(依頼~免責の確定まで平均4~6ヶ月

  1. 法律事務所・法テラスなどで相談
  2. 弁護士へ依頼・委任契約
  3. 貸し手へ弁護士が介入したことを通知←催促がストップ
  4. 過払い金の計算・回収
  5. 裁判所に提出する書類の準備
  6. 弁護士が裁判所へ自己破産を申し立て
  7. 弁護士が裁判官と面接
  8. 破産手続きの開始決定
  9. 申立て者本人が裁判官と面接
  10. 裁判所から弁護士に「免責許可決定」が届く
  11. 「免責許可決定」から1ヶ月後、免責許可決定が法的に確定

ここからは、自己破産のメリット・デメリットについて解説していきます。

自己破産のメリット・デメリット
メリット ・借金が完全にゼロになる
デメリット ・持ち家や車などすべての財産が処分される
・手続き中に就ける職業に制限がかかる
・自己破産後、10年以上新しくローン・クレジットカードを契約できない

自己破産のメリット

繰り返しになりますが、自己破産の最大のメリットは借金が完全にゼロになること。

言うまでもなく、借金の減額効果が1番大きい方法です。

他の方法は「借金を整理する/減額する」のが目的なので、支払いの義務が消えるワケではありません。

手続きさえ終われば借金の支払いから解放されるのは、”自己破産だけの特権”と言えます。

自己破産のデメリット

自己破産が成立すると借金がなくなるのと同時に、みなさんの財産も処分されます。

  • 99万円以下の現金
  • 生活必需品(家具、家電など)
  • 1ヶ月の生活に必要な食料、燃料

といった最低限の生活を確保するもの以外、車や持ち家といった財産はすべて処分対象です。

さらに自己破産手続き中は「弁護士や警備員になれない」など、就ける職業に制限がかかります。

また自己破産後から10年以上、新しくローン・クレジットカードを契約できない覚悟をしてください。

「借金を多少減らしても生活していけない」という人が人生をやり直すための、”本当の最終手段”だと考えておきましょう。

債務整理は「国が認めた借金減額方法」

債務整理は国が認めている正当な手段

債務整理はマイナスのイメージを持たれがちですが、国が認めている借金減額方法です。

借金を自力で返せなくなった人がもう1度生活を立て直す手段なので、「違法かも…」「危ないんじゃないの?」と疑う必要はありません。

とはいえ、「いきなり弁護士に相談しに行くのは不安…」という方も多いでしょう。

また債務整理すると5年~10年間は「ブラックリスト入り」して新しくローン・クレジットカードを契約できないので、タイミングを測りたいですよね。
(参考:→債務整理するとブラックリスト入り!?ローンが組めない期間、早く回復させるコツを解説!

そんな方はまず「借金減額シミュレーター」を使ってみましょう。

 

借金減額シミュレーターは、「債務整理するとどれくらい借金を減らせるか」がわかるサービスです。

匿名・無料で何度でも利用できて、プロの弁護士がメールで回答してくれます。

もちろん借金減額シミュレーターを利用しただけでは、債務整理に申し込んだことにはなりません。

相談後に怪しい業者に流される…ということもなく、債務整理が得意な弁護士事務所を直接紹介してもらえるのもうれしいポイントです。

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【借金減額シミュレーター】を使ってみる

※5つの質問に答えるだけで「借金がいくら減るか」がわかります。

借金減額の第一歩!自分の借金はいくら減るんだろう…」という人は、まず借金減額シミュレーターを利用してみましょう。
無料でプロの弁護士が、あなたの借金がいくら減るのかを試算してくれます。
借金減額シミュレーターの評判は?怪しい?口コミを調べて分かった7つの真実…

実際に減額シミュレーターを使ってみた【体験談アリ】

実際に借金減額シミュレーターを使って、「どれだけ借金が減るか」を3パターンで検証してみました。

① 80万円を2社から借りている場合

借入れ元
(実質年率)
任意整理前 任意整理後 過払い金
A社 40万円 30万円 0円
B社 40万円 35万円 0円
 合計 80万円 65万円 0円
巨匠の一言

遅延損害金と利息を合わせた15万円分がカットされました。

2社とも最近の借り入れだったため、過払い金はなかったようです。

残高だけを見ると「大きく減った」とは言えませんが、実際に任意整理するとこれから発生する利息もカットできます。

 

② 230万円を4社から借りている場合

借入れ元
(実質年率)
任意整理前 任意整理後 過払い金
A社 70万円 0円 0円
B社 70万円 0円 0円
C社 60万円 45万円 0円
D社 30万円 25万円 0円
 合計 230万円 70万円 0円
巨匠の一言

2社からの借金がゼロになり、合計160万円減額できる結果になりました。

A社・B社の借金は”金利が見直し以前”から支払い続けていたもので、現在の基準で計算し直すと「もう返さなくてよかった」ようです。

このように弁護士に借金を見直してもらうと、すでに返済が終わっていたとわかる場合もあります。

 

③ 400万円を5社から借りている場合

借入れ元
(実質年率)
任意整理前 任意整理後 過払い金
A社 120万円 0円 110万円
B社 100万円 0円 70万円
C社 70万円 40万円 0円
D社 70万円 50万円 0円
E社 40万円 40万円 0円
 合計 400万円
130万円
180万円
借金130万ー過払い金180万円
50万円手元に残る
巨匠の一言

借金がなくなったばかりか、過払い金が返ってくることがわかりました。

比較的新しく借りた分を過払い金で完済しても、50万円が手元に残るうれしい結果。

過払い金が発生するか」がチェックできるのも、借金減額シミュレーターの大きな特徴です。

借金の減額に関するQ&A

Q1. 借金を減らしたことが、周りにバレたりしない?

A. 借金の減額がバレるリスクはありません。

詳しい解説をチェック!

おまとめローンや債務整理をしても、借金を整理したことが周りにバレるリスクはほぼないです。

ローン業者や弁護士には守秘義務があり、万が一にも個人情報を外に漏らすことはありません。

ただし個人再生・自己破産をした場合のみ、官報※に名前が載ります。
※政府が毎日発行している広報誌のようなもの

ただ官報を購読する人はほとんどいないので、職場の人や家族にバレちゃうかも…と過度に心配しなくても大丈夫です。

Q2. 返済を滞納中だけど債務整理できる?

A. 返済を滞納中の方でも債務整理できます。

詳しい解説をチェック!

まさに今ローンの返済に遅れている・長期間滞納しているという方も、債務整理を利用できます。

むしろ債務整理をした方が、「電話やハガキでの催促を止められる」「遅延損害金をカットできる」などメリットが目白押し。

逆に滞納を続けるだけで何も対応しないと、財産を差し押さえられてしまう場合もあります。

「自分の力ではもう支払えない」と思ったら、早めに債務整理するのが吉です。

(参考:【消費者金融(サラ金)の取り立て】取り立ての流れや返済に遅れた時の対処法を解説!

Q3. 債務整理した後、クレジットカードは使えるの?

A. 債務整理をすると、今まで利用していたクレジットカードが使えなくなります。また5年以上は新しく作れません。

詳しい解説をチェック!

弁護士に債務整理を依頼すると、所有しているローンカード・クレジットカードの提出を求められます。

依頼者が新しく借金をしたり、クレジットカードの残高を増やしたりして、減額を交渉する借金額が変動するのを防ぐためです。

「提出しなければいいじゃん」と思うかもしれませんが、債務整理がバレた時点でクレジットカードは即・利用停止

クレジット会社は定期的に「契約者の返済状況に変わりがないか」を信用情報からチェックしているので、遅くとも数ヶ月以内には”債務整理した”とバレてしまいます。
ローン・クレジットカードの利用履歴や返済状況などの金融情報のこと。

また債務整理後は、5年~10年間はクレジットカードの審査に通らなくなると覚えておきましょう。

債務整理を決意したら、まずは支出のバランスを整えることを最優先にしてください。

(参考:債務整理中・任意整理中に借入れできる?キャッシングしたらばれる?

Q4. 任意整理中に個人再生に切り替えはできる?

A. 手続きの途中でも、切り替えは可能です。

詳しい解説をチェック!

任意整理の手続きが進んでいても、個人再生への切り替えは可能です。

個人再生の方が借金を減らせる金額は大きいので、あとから「やっぱり個人再生がいい!」となるかもしれません。

ただ切り替えのタイミングによっては、追加費用がかかる可能性もあるので要注意。

とはいえ、弁護士に相談すれば「どの方法で債務整理すべきか」をはじめにしっかり提案してもらえます。

ムダなお金を払わないために、返済で不安なことをすべて話して慎重に決めましょう。

Q5. 債務整理後(任意整理後)に延滞したら、リスクはある?

A. 任意整理後の返済で遅れると、一括返済を求められる場合があります。

詳しい解説をチェック!

任意整理後の返済で遅れると、通常の延滞よりもリスクは大きくなります。

任意整理で毎月の返済額を減らし、「この額なら払える」という約束を破ることになるからです。

1回の延滞で怒られるケースは少ないですが、2回目以降は確実に一括返済を求められます。

もし支払いに遅れそうだとわかったら、一刻も早く担当の弁護士に相談してください。

来月以降も返済が難しいなら、個人再生や自己破産に移行する道もあります。

ただし1から手続きすることになるので、新たに費用がかかることは覚悟しておきましょう。

借金を減額したい!と思い立ったら、自分の状況を立ち返って適切な方法を選ぶことが重要です。

青文字をタップ・クリックするとスクロールします)

減額の方法 おすすめの人
自力で減額する  繰り上げ返済 ・1社の残高を早く減らしたい
自分の好きなタイミングで減額したい
・返済に充てるお金に余裕がある
② おまとめローン ・複数ローンの負担を軽くしたい
毎月の返済額を下げてラクになりたい
返済先/返済日を1つにまとめたい
弁護士・法律を
頼って減額する
① 任意整理 ・手間なしで誰にもバレずに借金を減額したい
② 特定調停 ・弁護士を通さず、コストを安く済ませたい
③ 個人再生 ・持ち家や車を残したまま
100万円以上の借金を減らしたい
④ 自己破産 ・借金をゼロにしたい

 

もちろんまずは「繰り上げ返済」や「おまとめローン」を使って、自力で借金を減らせるのが1番。

繰り上げ返済は、今すぐカンタンに実行できるのが大きなメリットです。
提携ATMに「最低返済額+α」を支払うだけで、利息を大きくカットできます。

一方のおまとめローンは、金利を下げて長期的に得をする方法。
完済までの利息額をグッと抑えるだけでなく、返済先をまとめて支払う手間も軽くなります。

【おまとめローンのおすすめ3選】厳選3社をランキング形式で紹介!

 

逆に「自力ではどうしようもない…」と思ったら、弁護士/法律を頼って債務整理するのがベター。

お金のプロである弁護士がローン会社と直接交渉してくれて、大幅な借金減額も期待できます。

さらに債務整理を依頼すると催促がストップするので、返済の苦しみからスグに解放されるのもうれしいですね。

ただ「5年以上新しくローン・クレジットカードを契約できない」といったデメリットがあるのも忘れずに、利用は慎重に検討しましょう。

「いきなり弁護士に相談するのは不安…」という方は、借金減額シミュレーターを活用してみてください。

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※5つの質問に答えるだけで「借金がいくら減るか」がわかります。

◯この記事のアドバイザー◯
独立系FPとして、資産運用と社会保障(特に年金)を主に、FP相談(ローン相談含む)・執筆・講演・を行っている。金融庁、日本証券業協会、東海労働金庫などで資産運用、社会保障、金融業界講演多数。東洋大学経営学部ファイナンス学科非常勤講師

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