おまとめローンと債務整理の違いを解説

多額の借金を抱えて、毎月の返済に頭を抱えている…という方は、何とか今のしんどい状況から抜け出せないか考えているはずです。

“借金の整理”と言われて考えつくモノといえば、「おまとめローン」と「債務整理」ではないでしょうか。

しかし、いざ借金を整理しようと思っても「おまとめローンと債務整理どっちがいいの?」と悩んでしまいますよね。

「そもそも債務整理って何?」「2つの方法がどう違うのかわからない…」という方も多いでしょう。

そこでこのページでは、3つのポイントからおまとめローンと債務整理を徹底解説していきます。

  • そもそも債務整理とは?4つの手続きと特徴を解説
  • おまとめローンと債務整理の違いと仕組み
  • おまとめローンと債務整理のメリット・デメリットを比較

もちろんおまとめローンがおすすめの人・債務整理がおすすめの人もしっかり回答しているので、キツイ返済から一刻も早く開放されたい方は要チェックです。

債務整理は「借金を減らして生活を立て直す手続き」のこと

債務整理とは、「借金の金額を減らしたり毎月の支払いの負担を軽くして、生活を立て直す手続き」のことです。

“借金の整理の入り口”としてよく使われる「任意整理」を加えて、債務整理には4つの方法があります。

icon-hand-o-right 4つの債務整理
  1. 任意整理:ローン会社と弁護士が交渉して、借金や毎月の返済額を減らす手続き
  2. 特定調整:裁判所を通して、ローン会社と本人が借金の減額を交渉する手続き
  3. 個人再生:借金を5分の1程度まで減らし、原則3年の完済計画を立て直す手続き
  4. 自己破産:すべての財産を手放す代わりに、借金をゼロにする手続き

ただし債務整理は、「借金や毎月の返済額を多く減らせるものほど、弱点や注意点が多くなる」ので注意してください。

(※タップ・クリックでスクロールします。)

債務整理の各種類 減額効果 弱点
任意整理 sankaku 少ない
特定調整 sankaku 少ない
個人再生 やや多い
自己破産 marumaru 多い

ここからはそれぞれのメリット・デメリットを踏まえて、4つの債務整理の特徴を詳しく解説していきます。

任意整理

任意整理は弁護士が代わりに交渉してくれる

任意整理のメリット・デメリット
メリット ・自分自身で交渉する手間が省ける

・ローン会社からの取り立てを止められる

デメリット ・借金がどれくらい減らせるかは交渉次第

任意整理とは「ローン会社と交渉して借金を整理・返済計画を立て直す手続き」のこと。

  • 将来利息(※1)・遅延損害金(※2)をカットできるか
  • 毎月の返済額を減らせるか

(※1)任意整理をしたあとに支払う予定になっている利息のこと。
(※2)返済日に遅れた場合、毎月の返済額に上乗せして支払う罰金のこと。

上記2つについてお金を借りた本人の代わりに弁護士が交渉してくれるので、自分自身の手間が一切かからないのが最大の特徴です。

さらに返済遅れ・延滞をしている方は、ローン会社の取り立てを止められるのもポイント。
「精神的な負担」もスグに軽減できます。
(参考:【消費者金融(サラ金)の取り立て】怖くない理由や取り立ての対策法を解説!

詳しくは後述しますが、過払い金を借金の返済に充てたり、返してもらう「過払い金請求」を同時にできるのも任意整理だけになります。

【補足】過払い金とは?

過払い金とは、「貸金業者に対して支払いすぎていた利息」のこと。

上限金利が法改正された2010年6月17日以前に、年20.0%を超える金利でお金を借りていた人が対象です。

利用していたローン会社の現在適用されている金利で再計算した利息が、当時支払った利息を下回っていれば返還してもらえます。

【例:完済済みの借金から過払い金を再計算】

① 2010年6月17日までに支払った利息:100万円

② 現在の上限金利で再計算した利息:80万円

①100万円-②80万円=20万円の利息を返還してもらえる!

過払い金は借金を完済してから10年以内であれば、いつでも請求OKです。

また特定調停・個人再生・自己破産と比べてデメリットが格段に少ないため、借金の整理をする時はまず「任意整理」を検討するのが基本です。

ただし「借金や毎月の返済額がどれだけ減額できるか」は交渉次第なので、減額効果は”人による”としか言えないのがネック。

「返済期間が長いほど、将来利息がカットされておトクになる」とだけ覚えておくといいでしょう。

特定調停

特定調停は自身のペースでローン会社と裁判で交渉できる

特定調停のメリット・デメリット
メリット ・自分のペースで手続きできる
デメリット ・借金を整理するまでに時間がかかる

・仕事を休まなければならない

特定調停とは、「お金を借りている本人がローン会社と借金の減額を交渉する手続き」のこと。

ローン会社との話し合いで借金を整理するのは「任意整理」と似ていますが、弁護士ではなく裁判所が間に入るのが大きな違いです。

お金を借りている本人がすべての手続きをするので、納得のいく条件になるまで自分のペースで交渉できるのが最大のメリットと言えます。

ただ下記のように時間と手間がかかるので、日々の生活に影響しかねないのが難点です。

  • 裁判所への出廷は平日のみ(仕事を休む必要がある)
  • お金を借りている会社とそれぞれ交渉
  • 交渉に1社あたり30分~数時間かかる
  • すべての交渉・手続きが終わるまで数ヶ月かかる場合がある

またローン会社が必ずしも交渉に応じるとは限らないので注意してください。

個人再生(民事再生)

個人再生は裁判所を通して手続きすることで5分の1まで支払い金が減る制度

個人再生のメリット・デメリット
メリット ・借金を5分の1程度まで減らせる

・財産(住宅・車など)を残せる

デメリット ・最低弁済額まで借金を減らせない場合がある

個人再生は、「裁判所の手続きによって5,000万円未満の借金を減額し、原則3年で完済する手続き」のこと。

金額に応じて最低弁済額(※)が決められ、ローン会社の同意なく借金を大幅に減らせるのが最大のメリットです。
※最低限完済しなければいけない金額のこと。

借金総額 最低弁済額
100万円以上500万円未満 100万円
500万円以上1,500万円未満 借金の5分の1の金額
1,500万円以上3,000万円未満 300万円
3,000万円以上5,000万円未満 借金の10分の1の金額

あくまで上記は「もっとも減額できたときの金額」なので、個人再生で減らせる金額の目安は借金の5分の1程度と考えておくといいでしょう。

さらに後述する「自己破産」と違い、自宅や車などの財産を手元に残せるのも大きな特徴です。

ただし下記2つに当てはまる場合は、最低弁済額まで借金を減らせないのを覚えておきましょう。

① 最低弁済額以上の財産を残す場合

最低弁済額以上の価値がある財産を手元に残しておく場合は、財産の総額以上に借金を減らせません

【例:借金500万円で個人再生をした場合】

■ 財産なし

→返済する借金は100万円でOK(=借金500万円×1/5)

 

■ 財産あり

所有する財産 価額
自家用車 120万円
自家用バイク 20万円
総額 140万円

→返済する借金は140万円(財産の価値以上に借金を減らせない)

② 手取り給料2年分が最低弁済額を上回る場合

手取り給料2年分が最低弁済額を上回る場合は、手取り給料2年分以下に借金を減らせません

【例:借金が500万円で個人再生をした場合】

  • 最低弁済額:100万円
  • 手取り給料2年分:200万円

最低弁済額<手取り給料2年分なので、返済する借金は200万円

自己破産

自己破産は借金をゼロにできるかわりに、財政の没収や事故情報の登録などデメリットも大きい

自己破産のメリット・デメリット
メリット ・借金をゼロにできる
デメリット ・不動産などすべての財産が処分される

・手続き中は就ける職業に制限がかかる

・10年以上クレジットカードを作ったり、ローンを組んだりできない

・ヤミ金業者からの勧誘がある場合がある

自己破産は「裁判所から”支払い能力がない”と判断されれば、借金をゼロにできる手続き」です。

ローン会社の同意なくすべての借金を帳消しできる唯一の手段であるとも言い換えられます。

ただし「個人再生」と違い、「99万円以下の現金」「生活必需品(家具、家電など)」「20万円以下の財産」を除いて自宅・車などすべての財産を処分しなければなりません。

また債務整理の中で借金の減額効果が1番大きいぶん、デメリットも多いので要注意。

  • 自己破産手続き中は就ける職業に制限がかかる
  • 自己破産後10年間はクレジットカードを作ったり、ローンを組んだりできない
  • 「官報(※)」に名前が掲載されるとヤミ金に勧誘される場合がある
     ※国民に向けて政府が発行する新聞のようなもの

あくまで「人生をやり直す最終手段として自己破産がある」と考えておくべきでしょう。

おまとめローンと債務整理の違いは「利息の支払い」

「借金を整理する」という点ではおまとめローンも債務整理(任意整理)も同じですが、2つの方法では「借金を減らす仕組み」が異なります。

  • おまとめローン→金利を下げて最終的に支払う利息を減らす
  • 任意整理→利息そのものをカットして借金自体を減らす

そもそも借金はもともと借入れた金額(元金)+利息で構成されているのが大前提。

当然ながら借りたお金はゼッタイに返さなければいけないので、借金の減額は「利息をどれだけ減らせるか」がカギです。

ここでは、”おまとめローン・任意整理の利息を減らす仕組み“について詳しく解説していきます。

おまとめローンで借金を減らす仕組み

おまとめローンとは金利の低いカードローンにかりかえることで利息を減らす仕組みのこと

おまとめローンは、金利の低いカードローンに借り換えて支払う利息を減らす仕組み。

たとえば年18%程度のカードローンにそれぞれ返済し続けるよりも、年12.5%のおまとめローンで金利を下げると利息が少なくなります。

【90万円を3年間(36回)で完済した時の利息

 おまとめローンを組まずに完済した場合

カードローン 借入金額 利息総額 返済総額
アコム
(金利18.0%)
30万 9万431円 39万431円
アイフル
(金利18.0%)
30万 8万8,554円 38万8,554円
promise
(金利17.8%)
30万 8万9,345円 38万9,345円
合計 90万 26万8,330円 116万8,330円 

 

■ おまとめローンを組んで完済した場合(3社の借入れをまとめた場合)

カードローン 借入金額 利息金額 返済総額
tokyo-star
(金利12.5%)
90万円 18万1,212円 108万1,212円

(関連:東京スター銀行おまとめローンの審査は厳しい?審査落ちする人の特徴を分析!

→おまとめローンで金利を下げると利息が約8万5,000円も少なくなる!

またカードローンは借入れる金額が大きいほど低金利で利用できるのが一般的。

特に年15%以上の金利で100万円以上借りている人は、借入れ先を1つにまとめることで確実に金利を下げられます。

【補足】100万円以上借りると金利が下がる仕組み

100万円以上のローンを組む場合、「利息制限法」により必ず年15%以下の金利になります。

金利(実質年率) 借入れ金額
年18.0% 10万円以上~100万円まで
年15.0% 100万円以上

つまり、「金利を下げることによって利息を少なく抑えて借金を減らす」のがおまとめローンです。

任意整理で借金を減らす仕組み

任意整理は利息そのものをカットして借金自体を減らす仕組み

一方、任意整理は利息自体をカットして借金を減らす仕組みになっています。

おまとめローンと違って利息をすべてカットできるので、完済するのはもともと借りた金額だけでOKです。

【90万円を3年間(36回)で完済した時の利息

■ 任意整理せずに完済した場合

カードローン 借入金額 利息総額 返済総額
アコム
(金利18.0%)
30万 9万431円 39万431円
アイフル
(金利18.0%)
30万 8万8,554円 38万8,554円
promise
(金利17.8%)
30万 8万9,345円 38万9,345円
合計 90万 26万8,330円 116万8,330円 

 

■ 任意整理後に完済した場合

カードローン 借入金額 利息総額 返済総額
アコム 30万 0円 30万円
アイフル 30万 0円 30万円
promise 30万 0円 30万円
合計 90万 0円 90万円

→もともと借りた90万円を完済するだけでOK
 (約26万8,000円の利息はすべてカット)

債務整理後は返済時に利息が一切かからないので、「利息を支払わずに直接借金を減らす」ことができます。

また

  • 個人再生:5分の1程度まで借金を減額できる
  • 自己破産:借金をゼロにできる

と利息だけでなく借金自体をカットする方法もありますが、前述の通り”借金が減らせるものほどリスクが大きい”ことに注意してください。

 

任意整理なら過払い金を借金の返済に充てられる

任意整理では利息のカットだけでなく、過払い金を借金の返済に充てることもできます。

【過払い金が20万円あった場合】

  • 元金(借りたお金):100万円
  • 利息:20万円
  • 過払い金:50万円

返済する借金:120万円-(② 20万円+③ 50万円)=50万円

→70万円(利息+過払い金分)の減額

過払い金があればもともと借りていた金額(元金)自体を減額できるのも、任意整理のメリットです。

また任意整理以外の債務整理では「過払い金請求」は同時に進められないので注意してください。

※基本的に自己破産後の「過払い金請求」はできません。

債務整理で借金を減額できる仕組みについては、下記ページで詳しく解説しています。

借金減額の方法を”今の状況”から選ぶ!減額の仕組みや借金を減らすコツまで解説!

おまとめローンと債務整理のメリット・デメリット【6つの項目で比較】

一見すると借金を大幅に減らせる債務整理のほうがおトクに見えますが、当然その分デメリットやリスクはつきもの。

逆におまとめローンには債務整理に負けないメリットがあるのもたしかです。

ここではおまとめローンと債務整理のメリット・デメリットを、返済額や申し込み費用など6つの項目で比較しています。

比較項目 おまとめローン 債務整理
社会的信用 marumaru
(問題ナシ)
batsu
(ブラックリスト入り)
返済先 marumaru
(1社)
sankaku
(現状のまま)
毎月の返済額 maru
(減る)
maru
(減る)
返済期間 maru
(3年~10年)
maru
(3年~5年)
申し込みの手間 batsu
(メンドウ)
marumaru
(ラク)
申し込み費用 marumaru
(なし)
batsu
(あり)

【社会的信用】おまとめローンなら”ブラックリスト入り”を回避できる

今後もローンを組む予定があるなど社会的信用が必要な場合は、まずおまとめローンを検討するべき

比較項目 社会的信用
おまとめローン marumaru
(問題ナシ)
債務整理 batsu
(ブラックリスト入り)

「借金を整理した後に、お金が足りなくなったら不安…」という方は、ゼッタイにおまとめローンを選ぶのをおすすめします。

たしかに債務整理は借金を大幅に減らせますが、借金を整理した記録が「返済トラブル(事故情報)」として信用情報に残ってしまうのが最大のデメリットです。

icon-hand-o-right 信用情報とは?

過去/利用中のクレジットカードやローンの申し込み履歴や返済情報など、すべての金融取引き情報のこと。

債務整理の記録は「返済トラブル」として一定期間保存されてしまいます。

いわゆる”ブラックリスト入り“になり、債務整理後5~10年間は新しくお金を借りられなくなってしまいます。

※債務整理と信用情報の保有期間

信用情報はローン会社ごとに

  • CIC:クレジットカード系、信販会社系
  • 日本信用情報機構(JICC):消費者金融系
  • 銀行個人信用情報センター(KSC):銀行系

が管理し、すべての機関に共有されています。

【事故情報の保有期間】

 債務整理の種類 CIC JICC KSC
任意整理 登録なし 5年 登録なし
 個人再生 登録なし 5年 10年
自己破産 5年 5年 10年

「銀行カードローンを任意整理したけど、別系列の消費者金融へなら申し込める」とはならないので注意してください。

一方、おまとめローンを利用しても信用情報に問題はないので、借金の整理後もクレジットカードを作ったり、ローンを組んだりしてOKです。

関連記事「おまとめローン後もお金を借りれる?」詳しく知りたい方は下記を参考にしてください。

おまとめローン後に他社借り入れできる?追加融資を受ける5つのコツもチェック!

【返済先】返済の手間を減らしたいならおまとめローンがおすすめ

返済先を減らして管理しやすくしたいならおまとめローンを選ぶ

比較項目 返済先
おまとめローン maru
(1社)
債務整理 sankaku
(現状のまま)

「毎月3社も4社も返済していくのはキツイ…」という方は、借入れ先を1つにまとめられるおまとめローンがおすすめ。

返済の手間を省けるだけでなく、返済日も月に1回だけになるので”返済忘れ防止”にもなります。

さらにローン残高を一瞬で把握して、「返済がどこまで進んだか」をスグ確認できるのもポイントです。

逆に債務整理は借金自体がゼロになる自己破産を除いて、返済先の数は減らないので要注意。

毎月の返済日・返済先を減らすにはそれぞれのローンを完済するしかないので、手っ取り早く返済の負担を軽くしたい人に債務整理は不向きでしょう。

【毎月の返済額】債務整理のほうが毎月支払う金額が少なくなりやすい

おまとめローンも債務整理も毎月の返済額を減らせる仕組みになっている

比較項目 毎月の返済額
おまとめローン maru
(減る)
債務整理 maru
(減る)

おまとめローンと債務整理は、どちらも毎月の返済額を減らせる場合がほとんど

ただ毎月の返済額に利息が含まれない分、債務整理の方が毎月の返済金額を減らしやすい傾向があります。

もちろん「毎月の返済額がどれくらい少なくなるか」は交渉次第にはなりますが、2万円~3万円程度少なくなるのが一般的。

例:任意整理前/後で毎月の返済金額を比べてみた

任意整理前後では、「利息が含まれる/含まれない」によって毎月の返済額が変わります。

【年15%で300万円を借りた場合】

■ 任意整理前

毎月の返済額:7万1,370円

→毎月の返済額に利息分が含まれるため多くなる

 

■任意整理後

毎月の返済額:5万円

→もともと借りた金額300万円を60回で単純分割するため、
毎月の返済額に利息が含まれない分少なくなる

また任意整理では「毎月の返済には○円までしか出せない」と希望を出せるので、自分の生活状況に合わせて返済額を調整できるのもメリットです。

おまとめローンは完済まで利息を支払う分大幅に減らすのは難しいものの、最低でも5,000円~1万円前後少なくなると考えておくといいでしょう。

【返済期間】短期間で完済するなら債務整理、長期間で完済するならおまとめローン

自分のペースで返済するならおまとめローン、短期間で借金を完済するなら債務整理がおすすめ

比較項目 返済期間
おまとめローン maru
3年~10年
債務整理 maru
3年~5年

返済期間の長さは、おまとめローンも債務整理も大きく変わることはありません。

ただし、債務整理は家計・仕事の状況に影響されにくい3年~5年程度の比較的短期間で返済計画を立て直す傾向があります。

これに対しておまとめローンは最長10年程度の長期間で、ムリのない返済計画を立てることも可能です。

  • 債務整理:できるだけ早く集中して完済したい人向け
  • おまとめローン:自分のペースでゆっくり返済を続けたい人向け

と言い換えられるので、「どちらのほうが自分のライフスタイルに合っているか」を考慮するといいでしょう。

 

おまとめローンは返済期間が長すぎると損をする!

おまとめローンは長期間で返済計画を立てられますが、返済期間が長すぎると借金が増えかねません

そもそもおまとめローンは債務整理と違い、完済まで利息を支払う必要があります。

つまり「完済までの期間が延びる=利息を支払う期間が増える」ということ。

返済期間を伸ばしすぎて損しないためには、おまとめローン前後の毎月の返済額の差額は1万円以内に抑えるのがベストです。

おトクにおまとめローンを組みたいなら、毎月の返済額を下げすぎに要注意!

【申し込みの手間】任意整理なら審査なしでスグ借金の整理OK

おまとめローンの利用は審査通過が必須だが、債務整理は審査なしで誰でも利用できる

比較項目 返済先
おまとめローン batsu
(審査が必須)
債務整理 marumaru
(審査なしで、弁護士に依頼できる)

申し込みや手続きの手間をできるだけ省きたいなら債務整理がおすすめ。

特に任意整理なら弁護士に依頼してしまえば、審査なし・自分で手続きする必要なしでどなたでも利用OKです。

一方、おまとめローンは自分自身の手で申し込み~契約手続きまで済ませる必要があります。

また必ず審査を受けなければならないので、借金を整理しはじめるまでに時間がかかることにも注意してください。

【申し込み費用】おまとめローンなら申し込み費用なしで借金を整理できる

おまとめローンは手数料や申し込み費用なしで利用できる

比較項目 申込み費用
おまとめローン marumaru
(ナシ)
債務整理 batsu
(アリ)

「余計なお金をかけずに借金を整理したい」という方は、申し込み費用がかからないおまとめローンがおすすめ。

前述のとおり、自分自身ですべての手続きをする代わりに無料で借金を整理できるメリットがあります。

債務整理を弁護士に依頼する場合、ローン会社1社につき4~5万円程度の着手金が必ずかかるので要注意です。

他にも下記のような費用がかかる場合もあるので、利用する弁護士事務所や機関をよく検討するようにしましょう。

  • 借金の減額に成功した場合、減額された金額の10%程度の報酬金
  • 過払い金が返還される場合、返還された過払い金から20%程度の報酬金

債務整理する前にまずは「おまとめローン」を検討するのが大前提

借金の整理をするなら、まずはおまとめローンを検討するべきです。

債務整理よりもリスクが少ない上、下記のようにおまとめローンにはメリットがたくさんあります。

  • おまとめローン後も新しくクレジットカードを作ったり、ローンを組んだりできる
  • 返済先・返済日が1つにまとまって、返済の管理がしやすくなる
  • 毎月の返済額を減らしながら、自分のペースで返済計画を立て直せる
  • 申し込み費用なしで借金の整理ができる

唯一のデメリットは「返済期間を長くしすぎると利息が増えてしまう」ことですが、毎月の返済金額にさえ気をつければ十分対応できます

「費用が高くて、かえって生活の負担になってしまった…」ということもないので、債務整理前にとにかく1度おまとめローン審査を受けるのがおすすめです。

審査が不安…という方は、他社借入が多くても前向きに審査してもらえる「おまとめ専用ローン」に申し込んでみてください。

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すでに返済遅れ・延滞している人は債務整理の検討がベター

下記に当てはまる人は債務整理を検討するほうがベター

  • 今まさに借金の返済が遅れている・延滞している人
  • 5社以上または年収の2分の1以上のローンを抱えているなど、明らかに借金が多すぎる人

返済状況が悪かったり、他社借入が多すぎると、そもそもおまとめローンの審査に通らない可能性が高いです。
(参考:【カードローンの審査に落ちる決定的な11個の理由】対策して審査通過を目指す!

またすでに複数社のおまとめローン審査に落ちている人も、債務整理を検討したほうが賢明でしょう。

「債務整理をしたいけど、どうしたらいいかわからない…」という場合は、まずは以下の公的機関に相談してみてください。

【借金や返済について相談できる公的機関】

  • 国民生活センター・消費者センター
  • 法テラス(日本司法支援センター)
  • 日本弁護士連合会
  • 日本司法書士会連合会
  • 日本貸金業協会
  • 日本クレジットカウンセリング協会

相談内容や状況に応じて、弁護士事務所の紹介や適切な対処法を教えてくれます。

債務整理は「自分自身でする手続きがほとんどない」「借金を大幅に減らせる」など、完済の目処がまったく立たない人の強い味方。

ただし“ブラックリスト入り”すると5~10年間は新しくお金を借りられないので、今後のライフプランをしっかりと見通した上で慎重に利用を検討するようにしましょう。

債務整理する前に借金減額シミュレーターを利用してみましょう。

【借金減額シミュレーター】を使ってみる

※5つの質問に答えるだけで「借金がいくら減るか」がわかります。

借金を整理したいなら、まずはおまとめローンを検討しましょう

返済先・返済日を1つにまとめられるだけでなく、毎月の返済額を減らして自分のペースで返済計画を立て直せるなど、メリットは多い一方、デメリットは特に見当たりません。

さらにおまとめローンを組んだ後も新しくお金を借りられるので、万が一お金が足りなくなったときもスグに対処できます。

 

ただし「すでに返済に遅れている・延滞している」「5社以上または年収の2分の1以上の他社借入がある」といった人は、債務整理を検討してください。

相談するあてがない…という場合は、まずは法テラスなどの公的機関を頼って、適切な打開策を得るのが第一です。

まずは現在のご自身のローン残高や返済状況、今後のライフプランを考慮しながら、おまとめローン・債務整理を使い分けるようにしましょう。

関連記事▼債務整理する前に、下記を参考におまとめローンを検討してみてください。

ローン一本化(おまとめローン)マニュアル完全版!痒いところに手が届く!

 

▼当サイト(カードローンの巨匠)がおすすめするおまとめローンを知りたい方はこちら。

【おまとめローンのおすすめ3選】厳選3社をランキング形式で紹介!

◯この記事のアドバイザー◯
【保有資格】
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
CFP(R)認定者
日本証券アナリスト協会検定会員
MBA(ファイナンス)
キャリアコンサルタント
TOEIC講師

どんな資格を最低コストで取得すれば、自分に合った職業に最短かつストレスなく就くことができるかについても個別にアドバイス提供。

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